Yahoo!の関連検索ワードを削除したい!その方法や気を付けること

Yahoo!の関連検索ワードを削除したい!その方法や気を付けること

削除請求の訴求バナー

Yahoo!の関連検索ワードがあると、再検索の際に手間が省けて便利ですが、中には誹謗中傷や風評被害につながるワードも表示されます。

本記事では、関連検索ワードによる風評被害が起こる仕組みや原因、対処方法について詳しく解説します。

Yahoo!の関連検索ワードとは

Yahoo!の検索エンジンを使って検索を行った際に、検索キーワードと関連性の高い語句を、検索結果ページの上部と下部に表示する機能です。関連検索キーワードの左側に虫めがねのマークが表示されていることから「Yahoo!虫めがね」とも呼ばれています。

例えば、検索エンジンで「京都」という言葉を入力すると、関連検索ワードに「京都 観光」「京都 ホテル」などのキーワードの組み合わせが一覧になって表示されます。関連性が高い言葉を自動的に表示することで、再検索がしやすくなる機能です。

一見すると便利な機能ですが、しばしば個人や企業の風評被害につながる文言が表示されることがあります。例えば、会社名を検索すると、「〇〇会社 ブラック」「◯◯会社 過労死」といったワードが表示されてしまい、その企業のマイナスイメージがついてしまいます。

そのため、風評被害のおそれがある場合は、関連キーワードを削除することが必要になります。

サジェストとの違い

関連検索ワードと似た機能に「サジェスト機能」というものがあります。サジェストとは「提案する」という意味の言葉であり、検索窓でキーワードを入力すると、検索窓の下に自動的に検索候補が表示される機能です。

例えば、頭文字3文字のみを入力しただけでも、ユーザーが検索するであろうキーワードを予測表示してくれるため、全てのキーワードを入力する手間を省くことができます。

Yahoo!の関連検索ワードの仕組み

Yahoo!のヘルプページには、アバウトではありますが関連検索ワードが表示される仕組みを記載しています。

Yahoo!では、検索の際にユーザーが入力したキーワードを拾い集めて、関連度の高い言葉を分析し、よりたくさんの人に検索されたものを機械的に表示します。これによって再検索するときにキーワードを加えたり、書き換えたりする手間が省けるのです。

関連検索ワードは常に固定されるわけではなく、ユーザーの需要に応じて変化します。そのため、以前までは表示されていた関連検索ワードが消えていたり、新たな関連検索ワードが表示されることもあります。また、キーワードが表示される順番も自動的に変わります。

関連検索ワードに風評被害ワードが出る理由

では、なぜyahooの関連検索ワードに風評被害ワードが表示されるのでしょうか。その理由を解説します。

自動的にキーワードが選ばれている

yahooの関連検索ワードは、独自のシステムによって選ばれており、人の手は介入されていません。そのため、たくさん検索されているキーワードは、個人や企業にとって風評被害となる言葉も、事前にチェックされずに表示されてしまうのです。

 もちろん、yahooが意図的に風評被害となる言葉を表示させているわけではありません。また、個人や企業の評判を落とすために、第三者がシステムを工作しているわけでもありません。

ネガティブな部分について調べる人がたくさんいる

関連検索ワードの表示基準には、単純な検索数とは別に、よりたくさんの人に検索されていることが含まれます。そのため、少数の人たちが同一キーワードで検索を複数したとしても反映されにくくなっています。

POINT
つまり、関連検索ワードに風評被害となる文言が表示される場合は、実際にたくさんの人たちがその言葉を検索していることになります。

例えば、ニュースで事件が話題になったり、SNS上で炎上騒動に発展したりしたものは、詳細な情報のニーズが高くなるため、たくさんの人によって検索されることになります。その結果、マイナスイメージを含むキーワードも検索にかけられるため、「タレント名 不倫」「アカウント名 炎上」など、風評被害ワードが表示されることになります。

また、採用活動を実施している企業については、秋頃になると、就職活動をする学生によって企業リサーチがなされます。その際に、就活生は「企業名 パワハラ」「企業名 ブラック」などのキーワードで検索することで、企業のマイナス部分を調査します。

その結果、就活時期には風評被害につながるキーワードの検索数が増え、関連検索ワードに風評被害ワードが表示されてしまうのです。

yahooの関連検索ワードの削除手順

マイナスイメージのある関連検索ワードを放置しておくと、それを見た人が悪い印象を持ってしまいます。そのため、風評被害につながる言葉を発見したら、関連検索ワードの削除を依頼しましょう。ここでは、関連検索ワードの削除基準と削除する手順を解説します。

関連検索ワードの削除基準

yahooは2015年に「検索結果の非表示措置の申告を受けた場合のヤフー株式会社の対応方針について」という公式文書を発表し、検索結果の削除基準について明文化しています。

この公式文書では、プライバシー問題を中心に削除基準を明確化し、権利侵害が認められたものを非表示にする旨を記載しています。権利の侵害が認められたものは、関連検索ワードだけでなく、検索結果の表示内容そのもの(ウェブページのタイトルなど)についても非表示にされます。

どの文言が権利の侵害に当たるかは個別の事案ごとに検討されますが、電話番号や住所などの情報や、病歴などの秘匿性が高い情報などが晒されているケースについては、権利侵害の明白性があると認められます。

関連検索ワードの削除手順

関連検索ワードを削除するための手順は以下の通りです。

1検索画面を保存する

まず、現在表示されている関連ワードをスクリーンショットなどで保存しておきましょう。
Windowsでは「PrtSc(SysRq)キー」または「Print Screen(SysRq)キー」を押して保存、Macでは「shift+command+3」で保存できます。

2削除申請用のフォームから必要事項を入力する

関連ワードの削除申請をする場合は、yahooのヘルプセンターから削除申請専用の問い合わせフォームを使用します。
「お問い合わせ」と表示されたリンクをクリックすると、「どの検索についてのお問合せですか」と聞かれますので、「関連検索ワードの情報削除」を選択してください。次に、「検索結果ページのURL」「関連検索ワード」を記入する欄がありますので、必要事項を記入します。

詳細欄には、削除を希望する理由や補足説明を記入しましょう。

最後に、機械での入力を防止するために、画面に表示されている5桁の番号を所定の欄に書き込みます。確認画面が表示されたら送信完了になります。

削除までにかかる期間

関連キーワードの削除依頼の申請が通れば、早いと1日で、遅くとも7日程度で削除対応してもらえます。もちろん、全ての申請が認められるわけではありません。yahoo側の削除ポリシーに当てはまらないものは削除が不要と判断される場合もあります。

もし削除が認められなかった場合は、風評被害や誹謗中傷の対策を専門としている弁護士に相談して対策しましょう。個人名義ではなく弁護士名義で削除申請することにより、サイト側にプレッシャーを与えられますので、関連ワードを削除できる可能性が高くなります。

yahooの関連検索ワードの削除で気を付けること

削除依頼によって関連検索ワードを削除しても、根元の原因を絶たなければキーワードが再表示されるおそれがあります。そのため、関連検索ワードを削除する際には、元々の原因を探して対処することが重要になります。

ここからは、削除したキーワードの再発防止のためにできることを解説します。

他の掲示板サイトで書き込まれている風評被害を削除する

他の匿名掲示板で風評被害がされていると、スレッドの内容を見た人によってweb検索がかけられてしまうため、関連ワードを削除しても再表示される可能性が高くなります。

このような場合は、匿名掲示板に対して書き込みの削除依頼をすることで、根元の原因を絶ちましょう。

ただし、掲示板の運営サイトに書き込みの削除依頼をしても、必ずしも対応してもらえるとは限りませんので、削除申請が断られた場合は弁護士などに相談するのがおすすめです。

 場合によっては、裁判所に仮処分申請することで、裁判所側から運営サイトに削除命令を出してもらう場合もあります。

ポジティブなサイトを作り出して対処する

検索数が周期的に増えるもの(就活時の企業リサーチなど)は、一度削除依頼しても風評被害ワードが再表示される可能性が高くなります。

このような場合は、風評被害につながるフレーズが関連検索でクリックされても、検索結果に出る内容がポジティブなページになるように、他のコンテンツを生み出すという対策があります。例えば、「企業名 ブラック」と検索して表示されたサイトが、魅力的な情報が含まれているサイトであれば、企業のブランドイメージを向上させることができます。

このように、悪い情報を隠すのではなく、ポジティブなイメージのコンテンツを作成することで、企業の評判を管理することができます。

まとめ

yahooの関連検索ワードは検索回数の多いものが機械的に表示される仕組みになっています。表示されるキーワードは人の手によって事前チェックされておらず、風評被害につながるワードが表示されるおそれもあります。

仮に自分にとって不利益なワードが表示されていた場合は、yahooの専用フォームから削除申請してみましょう。もし削除されても、関連ワードが再発生する可能性もあるため、そのワードの検索回数が多くなった原因を突き止めることが大切です。

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