FC2ブログの誹謗中傷の書き込みを削除する方法や手順について

FC2ブログの誹謗中傷の書き込みを削除する方法や手順について

削除請求の訴求バナー

FC2は自由度が高く、アダルト系OKと他にない特徴が人気の無料ブログです。しかし、匿名性が高く、拡散しやすいため、誹謗中傷が起こりやすく、知らない間に被害が広がることもあります。

この記事では、FC2ブログでの中傷記事やコメントの削除方法や対処法を紹介します。

FC2ブログとは

FC2ブログとは、FC2,Inc.が2004年から運営している無料のブログサービスです。無料ブログのなかでは老舗になるため、昔からネットを利用している方には馴染みのあるサイトかもしれません。

FC2ブログのページはSEOに強いため初心者でも読者を集めやすく、HTMLやCSSの変更が可能で、自由度が高くオリジナルのブログサイトが作りやすいのも特徴です。ブロマガ機能があるため、ブログを有料制にすることもでき、ブログから収益を得たい人にも向いています。

アダルト系コンテンツも掲載可能

FC2ブログの大きな特徴といえるのがアダルト系コンテンツも掲載できることです。

FC2運営会社がアメリカに本社を置いているのが理由と考えられ、多くの無料ブログでアダルト系が禁止されているため、アダルト系ブログでアフィリエイト収入を得たいと考えている場合には大きなメリットになります。

FC2ブログは拡散されやすい

記事の拡散が起こりやすいのもFC2ブログの特徴といえます。アメブロであればコメントはアメンバー会員しかできませんが、FC2ブログではFC2のアカウントをもっていない人でもコメントができるので、より自由度が高くなっています。

さらに、TwitterなどSNSとの連携もできますし、FC2ではおすすめブログというサイトを作って注目ブログを紹介するなど運営が拡散を支援してくれるため、ブログ記事がより広まりやすいといえるでしょう。

そのため、FC2ブログで誹謗中傷やプライバシー侵害などの記事が投稿されてしまうと、ネット上で一気に拡散してしまうことも考えられます。

 FC2ではブログ開設希望者の本名や実際の住所を登録する必要がなく、悪意のある記事の投稿や書き込みなどもしやすくなっており、誹謗中傷の被害に関して注意が必要といえます。

FC2ブログによる悪い影響

FC2ブログで誹謗中傷やプライバシー侵害の記事やコメントを受けると様々な悪影響を及ぼす可能性があります。ここでは、FC2ブログの誹謗中傷で起こる悪影響を紹介します。

ブログ記事での誹謗中傷

FC2ブログのなかには、芸能や社会など旬のニュースを扱ったものもたくさんあり、そうしたブログでは、事件の加害者などに対して行き過ぎた誹謗中傷が起きることがあります。

過去にはこうしたトレンドブログの影響で事件の加害者とされ、世間からバッシングされる被害に遭うといった事例もありました。

ブログでの誹謗中傷の問題点は、一度記事を削除しても、また新たに投稿されたり、別のブログを立ち上げることで誹謗中傷が続く恐れがあることで、FC2だけでなく様々なサイトに被害が拡大することも考えられます。

ブログに個人を特定できる情報があれば、プライバシー侵害にもつながります。周囲の人にネットでの誹謗中傷が知られれば、会社や学校、日常生活に影響が出ることもあるかもしれません。

ブログへの誹謗中傷コメント

自分が書いたブログへのコメントで誹謗中傷の被害を受けることもあります。FC2は登録しなくてもコメントできるため、誰でも書き込みしやすく、気に入らない記事を見つけて誹謗中傷を書き込む人もいます。

こうしたコメントは特定の記事だけにとどまらず、投稿者がアンチ化して毎回同じような誹謗中傷のコメントが続くこともあり、悪質な被害に悩まされるケースもあります。

ブログの他の読者もこうしたコメントを不快に思って離れていくこともあるかもしれません。

自分の動画や画像がアダルトコンテンツとして使われてしまう

アダルトコンテンツが認められているのが特徴の1つであるFC2ですが、なかには、個人の動画や写真などが本人に無断で使用されてしまう、いわゆるリベンジポルノの被害に遭う可能性があります。

FC2には動画サイトもあるため、場合によってはブログから動画サイトへ、そしてまた別のサイトへと、どんどん拡散していくことも。

 こうした画像・動画はユーザーが個人的に保存することがあるため、長くネットに残り続ける傾向にあり、プライバシーの侵害や名誉毀損などで大きな被害を受ける可能性もあります。

FC2ブログの書き込み削除基準

FC2ブログで削除対象になる書き込みの基準は利用規約に書かれています。

利用規約には禁止行為として

  • 他の利用者の名誉やプライバシー権、肖像権の侵害
  • 著作権、知的財産権の侵害
  • 日本およびアメリカの法律に違反する内容
  • 社会道徳・公序良俗に反する行為及び表現
  • トラブルに発展しうる個人、団体等への誹謗中傷
  • 第三者へのなりますし
  • スパム、あらし行為

などが上げられています。こうした規約に反する内容の記事やコメントであれば、FC2運営に申請することで削除が可能と考えられます。

FC2ブログの書き込みを削除する方法

実際にFC2ブログに投稿された誹謗中傷の記事やコメントを削除する方法を紹介します。他人のブログの場合と自分で書いたブログにコメントがつけられた場合とで対応が異なります。

まずは他人の書いたブログ記事を削除する場合を説明します。

ブログ投稿者に削除を依頼

他人が書いたブログ記事では、作者に直接連絡をとって削除・修正依頼ができます。ブログへのコメントであればFC2に登録しなくても相手へのコンタクトが可能です。

ただ、相手はもともとこちらにネガティブな考えをもっている人物ですので、依頼をしてもきちんと修正してもらえないことや無視される可能性もあり、確実な方法とはいえません。また、相手とトラブルになる可能性もあります。

依頼の際は、できる限り丁寧な表現を使い、どこがどう事実と異なっていて、どのように修正してほしいのか、きちんと相手に伝えることが重要です。

FC2へ削除を依頼

投稿者が削除に応じてくれない場合は、運営元であるFC2に直接削除依頼を行うことができます。FC2への連絡は、専用のフォームを利用します。

申請フォームには、①誹謗中傷、名誉毀損 ②著作権侵害の2種類があります。FC2自体はアメリカの会社ですが、日本にも代理店があるので、日本語で対応してもらえます。

申請フォーム
①誹謗中傷に関する削除依頼フォーム
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=49541

②著作権侵害に関する削除依頼フォーム
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=458807

ブログ内容がFC2の禁止事項に該当すると判断されれば、ブログの凍結や該当箇所を他の表現に変更する修正などが実施されます。ただ、内容が削除・修正されてもFC2から依頼者への連絡は行われないため、結果については自分で確認する必要があります。

また、FC2以外のサイトに拡散してしまった記事に関しては責任をもたないため、こうした場合には、拡散先のサイトで個別に削除依頼を実施する必要があります。

自分のブログへのコメントは非表示にできる

自分のブログに書き込まれた誹謗中傷コメントは、FC2に問い合わせなくても自分自身で非表示にできます。

ブログ編集画面で記事の管理からコメントを非表示にしたい記事を選び、コメントの項目で「受け付けない」をチェックして保存します。ひとつずつ各記事のコメント欄を非表示にする方法のほか、特定の記事のコメント欄をまとめて非表示にする、今後の記事のコメント欄を非表示にする、過去のもの含めブログ内の全てのコメント欄を非表示にするなどができます。

また、いつも同じ相手からコメントがきたり、同じようなワードを含むコメントがつく場合は、特定のIPアドレスからの投稿や記事閲覧を拒否したり、特定のキーワードを禁止にすることも可能です。

FC2ブログの書き込みが削除できない場合にするべきこと

FC2に削除依頼メールを送っても、運営から「削除不可」と判断されてしまうこともあり、必ずしも記事やコメントを削除できるとは限りません。FC2は削除依頼への対応にあまり積極的ではないといわれており、きちんと応じてくれないことも十分考えられます。

しかし、FC2に拒否されたからといって記事削除が不可能になるわけではありません。そういう場合には、弁護士など法律の専門家へ相談することも検討してみてください。

仮処分による記事の削除が可能ですし、被害が著しい場合には、開示請求による投稿者の特定や法的責任の追及もできるようになります。

削除仮処分による記事削除

FC2に対応してもらえない場合には、裁判所に削除仮処分を申請して法的措置により記事を削除することが可能です。仮処分は裁判所が出す暫定的措置で、1~2か月と通常の裁判よりも短期間で結果が出るのが特徴です。

通常の判決と同様の効力をもち、削除仮処分が認められれば、FC2運営も記事の削除に応じると考えられます。FC2はアメリカ企業ですが、日本企業と同様に手続きを行うことができます。

ただ、アメリカ本社との書類のやり取りなどの関係上、日本企業を相手にする場合より時間がかかる可能性があります。また、FC2以外に拡散してしまった書き込みについても、サイト側が応じてくれない場合には同様に削除仮処分の申請が必要になります。

費用の相場
削除仮処分にかかる費用の相場は20~30万程度ですが、ほかにも弁護士の日当や手続き費用が実費で必要になります。また、法務局に対して供託する担保金10万~30万円も必要になりますが、こちらは仮処分が決まると還付してもらうことが可能です。

発信者情報開示請求による投稿者の特定

ブログ記事による誹謗中傷などで著しい被害を受けた場合には、投稿者を特定し、訴訟など法的責任を追及することも検討してみてください。

投稿者の特定は、プロバイダ責任制限法第4条に基づく発信者情報開示請求の制度を利用することで、相手の氏名や住所といった個人情報を開示させることが可能です。通常、開示請求は2回必要になります。

開示請求
1度目はFC2から投稿者のIPアドレスやタイムスタンプを開示してもらい、相手が利用しているプロバイダを特定します。
2度目の請求はプロバイダに対して実施し、相手の個人情報開示を請求します。

しかし、どちらも任意で開示してもらうのは難しく、拒否された場合には、FC2では開示仮処分の申請、プロバイダでは開示請求訴訟と、それぞれ法的手続きにより開示を求めます。

開示請求の弁護士費用は、仮処分、開示請求訴訟ともに着手金20~30万円、成功報酬10~20万円程度が相場になっています。

なかには、着手金や成功報酬がかからない事務所などもあるので、費用は事前によく調べておくようにしてください。

投稿者に対する法的責任の追及

投稿者を特定したら、相手に対する訴訟を起こして法的な責任を問うことができるようになります。法的な責任には刑事と民事の2種類があります。

刑事責任

名誉毀損罪や信用毀損罪など刑法上の犯罪に当たるもの。被害届や告訴状を提出することで、警察の捜査が行われます。捜査の結果、犯人が逮捕される場合もありますし、起訴されて刑事裁判で有罪になれば、懲役や罰金などの刑罰を受けることになります。

民事責任

名誉毀損など不法行為に対する損害賠償・慰謝料の請求ができます。

法律上はそれぞれ別のものとして扱われるため、刑事告訴を行いながら、民事でも訴訟を起こすといったように、刑事・民事の両面から責任追及することが可能です。

民事訴訟を弁護士に依頼する場合の費用は、着手金が10~20万円、成功報酬は慰謝料の10%~というのが相場になっています。こちらも弁護士事務所によって異なるため、事前に確認するようにしましょう。

まとめ

FC2ブログは自由度が高く、便利な無料ブログサービスですが、誹謗中傷やプライバシー侵害に遭うと情報が拡散して著しい被害を受けることも考えられます。

放置すれば半永久的に書き込みが残ってしまうため、ネガティブな記事や投稿に対して削除依頼を出すことが大切です。しかし、依頼しても運営にきちんと対応しても削除が行われないケースもあります。

削除仮処分での記事削除や著しい被害に対する開示請求による投稿者の特定、訴訟による責任追及など法的な対処を検討されている場合は、弁護士など法律の専門家に相談してみてください。

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