はい。お恥ずかしながら笑
学生の頃はついつい欲しい物を見つけると、現金が無くても「まぁリボにすればあとで払えるや」、とカード決済しまくっていました。あとは後輩とお酒飲んだりしてるといい気になってしまって、ついカードで奢ってしまったり。
リボにしてれば毎月一応は払えてしまったので、何年もかけて徐々に残高が増えていきましたね。滞納してはリボにして、他のカード作ってまた…という繰り返しで気づけば借金総額200万円を超えていたこともありました。
いや正直、ヤバい気はしつつも、「まぁカード会社の担当の人もなんやかんや話聞いてくれるし、毎月一応払えてるし、何とかなるやろ」くらいの気持ちでした笑
バイトもラーメン屋とか、某新聞の勧誘とか、払えそうに無いときは治験とか…笑色々バイトを掛け持ちしてなんとかやり繰りしてましたが、余ったお金で結局パチスロ行っちゃったり。
おまけに麻雀のしすぎで単位足りなくて留年して。学費のためにキャッシングとか…なんだか思い出すと暗い気持ちになってきますね笑
お恥ずかしながら、実は弁護士一年目までリボ払いとかずっとやってたんですね。その当時勤めた事務所の先生に、深刻に呆れられながら「お前な、人の借金問題解決するヤツが、まず自分自身の借金ちゃんとしなきゃダメだろ」という趣旨のことを言われて。
根は真面目なので、うんうんその通りだなと思って、そこからパチスロを辞めて、朝ごはん抜き、お昼ご飯は菓子パン1つか2つ、夜は自炊か安売りの弁当生活スタート。
あとは、家計簿アプリをつけ始めて、100円でもお金を使ったら必ずその場でアプリを開いて金額を入れる、という生活を一年以上続けました。職業は弁護士とはいえ、今は弁護士も数が増えちゃって、当時そんなに給料もらってたわけでもなかったので、そんなに余裕も無かったです。
いやこれが凄く意味ありました。元々ズボラなので、あえて1円単位でつけずに、例えば237円のから揚げクン買っちゃったらお店でて「食費 200円」って雑に付けるんですね。
雑でいいんです。しんどいと続かないから。でも大体の金額でも、月でみたらそんなにズレない。週一で振り返ってグラフ見て、「あー今週ラーメン3回も行っちゃってるわ、来週はやめとこ」とか、そういう意識改革が勝手に始まります。
あと、単純に家計簿に入力するのがめんどくさくなってきて、「あれこれひょっとしてお金使わなければ家計簿つけなくていいんじゃね?」っていうことに気づきます。これの積み重ねで、3ヶ月くらい家計簿やってると衣食住にかかるお金以外ほとんど使わなくなりました。
家計簿つけるのがめんどくさいから、というのもありましたし、なんだか家計簿に記録するたびに「これ買う意味あった?」という気持ちになって嫌だったからです笑
風邪のようなものですかね、笑
風邪の原因って腐るほどあるじゃないですか。不摂生だったり、ストレスだったり、寝不足だったり、ウィルスだったり。多くの人が機会さえあれば手を出してしまうのが借金だと思ってます。
もちろんたくさんお金稼げばすぐ治せるかもしれないけど、普通そんなこと無いじゃないですか。僕の学生時代だと怪しげなマルチ商法とか投資セミナーみたいなの流行ってましたけど、そんなうまい話無いです。風邪に特効薬無いのと同じで、地道に治していくしかないんです。
僕は弁護士になるまで債務整理なんてものがあるのを知らず、なんとなく「破産って怖いしヤバそう」くらいのイメージしかありませんでした。
しかし弁護士になって、自己破産は勿論ですが、「任意整理」という手続きを弁護士を使えばできるんだ、ということを初めて知りました。
ご相談される方は、きっとかつての僕みたいに、自分が今どんな状況かもよく分からず、「何とかなってる気はするがヤバいかもしれん」くらいの気持ちの方も多いと思います。
任意整理を使えば、リボ地獄に大体4-5年で必ず終わりが見えます。何なら家計簿もつければ貯金も増やしながら返済していけます。
変な投資やるより、よほど生涯スパンで価値のある投資です。
任意整理で手に負えなければ、自己破産や個人再生という治療法もある。これも皆さんが思ってるほどデメリットは多く無いです。
あまた法律事務所は、借金で悩む皆さんの問題を事務的に解決するだけでなく、生活に寄り添って、一緒に考えて解決する事務所でありたい。そんな思いで事務所を運営しています。
とりあえず、どんな経緯で借金しててもうちの弁護士・スタッフは怒ったりしません笑一度きりの人生、借金から解放されて、一緒に気持ちよく毎日を過ごしてみませんか。「風邪引いたかも」。そんな気持ちで気軽にご相談ください。