離婚後のストレスやうつの解決方法は?寂しさにどう対処する?

離婚調停

離婚して新しいスタートが切れる!と思っていたのに実際に離婚をした後に、何か気持ちが滅入る日が多い。

離婚によって強いストレスを感じてしまい、精神的に不安定になってしまう人はかなり多いのです。

様々な人との人間関係などにより、通常の社会生活を送っていれば誰だってストレスを感じる方はいます。

ストレスが溜まっても毎日の生活でうまくストレスを解消することができればいいのですが、あまりにも急激にそして強いストレスが存在する場合、自分自身の力で解消することができず、うつなどに発展してしまう恐れがあります。

この記事では、離婚によって受けたストレスをどのように解決したらいいのか
自分だけでは解決できない場合、どこに相談したらいいかについてまとめています。

執筆・監修者、豊川祐行弁護士

2010年、早稲田大学卒業後、同大学大学院法務研究科を修了し、2016年東京弁護士会にて弁護士登録。都内法律事務所での勤務を経て独立し、数多くの人を助けたいという想いから「弁護士法人あまた法律事務所」を設立。

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ストレスランキング!離婚や離別はうつの原因になりやすい

残業による過労死などが報道で取り上げられることが多いことから、会社での人間関係や仕事などで強いストレスを受けることが多いイメージがありますが、実際のストレスランキングは以下の表のような結果が出ています。

1配偶者(夫・妻)や恋人の死
2親族の死
3親しい友人の死
4家族の病気、怪我
5離婚
6配偶者・恋人・子どもの暴力
7自分の病気やけが
8多忙による心身の過労
9失業・リストラ
10配偶者や恋人の浮気

上位には、親しい人との離別があがっており、離婚も5位という高い位置にランキングされていることがわかります。

また、離婚の原因になりやすい、配偶者の浮気(不倫)配偶者から受ける暴力(ドメスティックバイオレンス)も10位以内にランキングされていることから、これらの行為が原因となって離婚に発展した場合は、かなり強いストレスを受けてしまうことが予想されます。

離婚を切り出す側も受ける側のどちらもストレスが高いのは何故?

離婚によって強いストレスを感じる人が多いことはわかりましたが、離婚の話を切り出す側も離婚された側もどちらも強いストレスを感じてしまうのは何故でしょうか?

離婚を切り出した側のストレス原因

離婚話を切り出した人がみな新たにスタートできると割り切れているわけではありません。離婚の原因婚姻期間の長さにもよりますが、今まで一緒に生活していた相手に対して裏切ってしまったと感じる人も多いのです。

特に自分の浮気や借金などが原因で離婚してしまった場合、不倫相手とその後暮らすことが決まっていても、長年一緒に頑張ってきたパートナーを裏切ってしまったという気持ちが払拭されることなく、自分自身を責めてしまうことが大きなストレスとなってしまいます。

相手が同意してくれて円満な離婚が成立しても、このような自責の念を感じてしまうのですから、相手が離婚に応じてくれずに離婚裁判によって強制的に離婚したとなったら、さらに相手に対して申し訳ないという気持ちが生まれてくるでしょう。

離婚された側のストレス原因

離婚を切り出した側でさえパートナーに対して「裏切った」という気持ちが生まれるのであれば、離婚を告げられた側が「裏切られた」という大きなショックを受けるのは当然です。

離婚を告げられたとき、責任が自分にあっても「まさか離婚になってしまうとは思わなかった」という人が多いでしょう。相手の不倫や浮気などが原因で、自分に責任がなかったとしても、「相手が浮気や不倫をしたのは、自分が至らなかったのが原因かもしれない」と自分を責めてしまう人が多く、強いストレスを受けてしまいます。

また、突然離婚を告げられた場合、今後の生活はどうやっていくのか?一人で生計を立てていくのは可能なのか?経済的な不安も強いストレスとなります。

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強いストレスがうつに発展する可能性

日常生活でも、ストレスを受けるシーンは様々ありますが、うまく発散することができずに自分の内に溜め込んでしまうと、ストレスがうつに発展してしまう可能性があります。

うつの自覚症状

うつの自覚症状は「気分面」「意欲の低下」「思考の低下」「肉体への影響」に表れます。

気分面の自覚症状

特に何か原因があったわけでもないのに、気分が落ち込んだり、漠然とした不安を感じたりすることや、些細なことでイライラしてしまうことなどはうつの基本症状である「抗うつ」の症状になります。

意欲の低下

精神運動が抑制されるため、何においても活動意欲が衰退してしまいます。
「仕事をしたくない」「家から出たくない」「誰にも会いたくない」
誰でも一度は思ったことがあるかもしれませんが、常態化しているのであれば、うつになっている可能性が高いです。

思考の低下

うつの影響で思考がマイナス思考になってしまいます。何に対してもネガティブな考え、悲観的なことしか考えられなくなってしまいます。思考自体も低下しているので、他のことを考える余裕がなくなってしまい、もの忘れが多くなったり、頭の回転が鈍ったような気がすることが多くなります。

肉体への影響

食欲の低下、体重減少、睡眠障害など肉体面にもうつは影響を及ぼします。
個人差はありますが「頭痛」「冷や汗が出る」といった症状もうつの影響がある可能性があります。

ストレスを溜め込まずに解消する方法

離婚によって強いストレスを受けても全ての人がうつになるわけではありません。自分でストレスを解消する手段を見つけることは早く立ち直る手段の一つになります。

とにかく休養を取ること

ストレスを抱えながら、解消することもできずに多忙な毎日を送っていると、さらに症状は悪化してしまう可能性があります。会社勤めの人には難しい面もあるかもしれませんが、一度、多忙なときから離れて休養を取ることで、溜まったストレスが解消される場合があります。

環境を変えてみる

離婚した後に、二人で生活していた家で生活していると、いつまでも幸せだった頃の思いでを消すことができません。全ての思い出を消すことがいいというわけではありませんが、離婚によって強いストレスを受けているときは、なるべく昔の思い出からは距離を置くのがいいと思います。

引っ越しなどで新しい生活を始めたり、数日間旅行にいくなど、環境を変えることがストレスの解消にもつながります。

今までできなかったことにチャレンジする

離婚して一人になったことで、今までできなかったことができるようになったというプラスな思考が持てれば、離婚後のストレスから解き放たれる日は近いでしょう。

今までは、家庭に縛られていたけれども、これからは自分の好きなことができると思うようにして、やりたくてもできなかったことにチャレンジすることは自分自身を前向きにしてくれます。

今までの生活を見つめ直す

離婚を告げられてショックなのはわかりますが、果たして結婚生活はそれほど素晴らしいものだったのかもう一度考え直してみます。失ったものは素晴らしいものに見えるのですが、実際考え直してみると、結婚生活が自分にとって及ぼしていたマイナス面も見えてくるでしょう。

自分の力だけでなく助けを求めることも重要

自分自身の力で強いストレス状態から立ち直ることができればいいのですが、あまりにもショックが大きい場合や、もともとの性格などから、自分の力だけでは立ち直れないと言う人も少なくありません。

そのような時には、各自治体が設置している「こころの健康相談ダイヤル」24時間いつでも電話で相談できる「よりそいホットライン」などに電話をしてみるのもいい方法でしょう。

アドバイスを受けるためというよりも、自分の中にある溜まったものを全て吐き出してしまうということでも、気持ちがスッキリすることがあります。

円満な離婚がストレスを軽減する

離婚によって強いストレスが生まれることがわかったと思います。
お互い同意の上で協議離婚をしても、大きなストレスとなるのに、離婚裁判までこじれてしまったら、離婚する側も離婚される側もどちらにも悪い影響がでてしまいます。

円満な離婚を成立させるのであれば、準備が必要です。
どのように離婚の準備を行っていけばいいのか?お互いが傷つかずに離婚できる方法はあるのか?自分だけで悩むのではなく、離婚問題に強い弁護士事務所の無料相談を利用してみてください。離婚問題に強い弁護士事務所は、過去の様々なケースを参考にして、相談者の求めている形の離婚についてアドバイスをしてくれることでしょう。


執筆・監修者、豊川祐行弁護士

2010年、早稲田大学卒業後、同大学大学院法務研究科を修了し、2016年東京弁護士会にて弁護士登録。都内法律事務所での勤務を経て独立し、数多くの人を助けたいという想いから「弁護士法人あまた法律事務所」を設立。

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