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債務整理を行うと、ブラックリストに掲載されてしまい、新たな借り入れやクレジットカードの作成、使用などができなくなってしまいます。これは債務整理の大きなデメリットの一つと言えるでしょう。

ブラックリストへの掲載を恐れて、債務整理に踏み切ることができず、いつまでたっても借金に追われる不安な日々を過ごす人も少なくありません。

実際、ブラックリストとは正式名称ではなく、信用情報機関に掲載される金融事故情報のことをこのように呼んでいます。

この記事では、ブラックリストの掲載期間や、掲載される条件などについて詳しく解説します。

債務整理のブラックリスト期間

ブラックリストに掲載されるから債務整理は嫌だ!と言う人もいますが、債務整理以外でも事故情報として登録される可能性があります。

例えば、毎月の返済を延滞したとき、すぐにブラックリストに掲載されてしまうことはありませんが、61日以上または3か月以上支払を遅延すると、事故情報が登録され、金融機関で共有されることがあります。

債務整理の場合は、債務整理の方法や信用機関により、掲載期間に違いがあります。

任意整理自己破産個人再生
日本信用情報機関(JICC)5年5年5年
株式会社シー・アイ・シー(CIC)5年5年5年
全国銀行協会(KSC)5年10年10年

上記の表でわかるように、信用情報は3つの機関によって登録、管理をされています。

信用情報機関
・全国銀行個人信用情報センター(KSC)
一般社団法人「全国銀行協会」が運営を行っています。銀行を中心として、信用金庫、労働金庫、農協、などが加盟している団体です。

・株式会社日本信用情報機構(JICC)
消費者金融業者が中心となって立ち上げられた機関になります。消費者金融会社の約8割が加盟しており、現在の会員数も多い信用機関になります。

・株式会社シーアイシー(CIC)
クレジットカード会社が共同出資を行い立ち上げた信用機関です。消費者金融や割賦販売業者が数多く加盟しています。

掲載期間は、各社が公表したものではなく、現在までの統計によって割り出されたものなので、掲載されてから情報が消されるまでの正確な期間というわけではありません。

ブラックはなぜクレジットカードやローンが通りづらい?

ブラックリストに掲載されると、何故ローンの審査などが通りにくくなるのか?その理由について説明します。

信用情報機関に加盟している

事故情報は、債務整理に関わった銀行や貸金業者、カード会社が加盟している信用機関に登録されるのですが、信用機関同士がシステムを使って、顧客の信用情報を共有しているので、3つの信用機関のどれかに加盟している場合、ブラックリストに掲載されたら、新規の借り入れやクレジットカードの作成ができなくなる可能性が高いです。

返済の可能性が低いと判断される

ブラックリストは、顧客の信用情報のことです。つまり、掲載されることは、お金を貸すことに関しては、信用度に難がある方と判断されてしまいます。

貸し手側にしてみたら、過去に金融事故を起こした人は、お金を貸しても完済できない可能性が高いと判断されてしまい、審査に通るのは難しくなります。

ブラックリスト期間が終わったらすぐクレジットカードは作れる?

ブラックリスト期間が終わっても、すぐにクレジットカードは作成できない場合があります。

債務整理の対象の企業は社内ブラックとなっているかも

信用情報機関の登録情報が消去されていても、実際に債務整理の対象となった企業の場合、社内で使用する顧客情報の事故情報は消去されない可能性が高いです。これが社内ブラックの状態と言われ、一度、事故の対象となった企業からは、お金を借りることや、クレジットカードを作成することができなくなります。

そして、気を付けなければならないのは、債務整理の対象となった企業だけでなく、グループ会社も情報を共有している場合があるということです。

例えば、貸金業者のプロミスモビットは、SMBC三井住友のグループになりますので、プロミスで借りたお金を対象として債務整理を起こした場合、SMBC系列の銀行でローンを組んだり、クレジットカードを作成することはできない可能性があります。

他にも、アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループのグループ会社、レイクは新生銀行のグループ会社など、大手の貸金業者のほとんどが、銀行系列のグループ会社となっているので注意が必要です。

記録されている信用情報が大切

信用情報機関のブラックリストで共有される情報は、過去の金融事故情報や延滞情報など、一部の情報になりますが、社内で審査の際に利用される顧客情報は、債務整理や延滞についてだけのものではなく、現在までの借り入れ状況や、返済状況、収入状況など、様々な情報が記載されていると思われます。

そのため、クレジットカードの審査をクリアするためには、定期的な収入を継続して得ることなど、少しずつでも個人の信用度を上げていくことが大切になります。

ただし、債務整理の対象となった業者の場合、事故情報が社内のデータベースに残されてしまいます。信用情報機関のブラックリストのように、一定期間で情報が削除されるのではなく、半永久的に情報が掲載されてしまうので、一度、事故を起こしてしまった業者とはその後取引できる可能性は非常に低くなります。

金融機関によって審査基準は変わる

金融機関によって、審査の基準が変わるので、一概には言えませんが、ブラックリストの掲載期間が終了してから、すぐに借り入れが可能になるところも、新規の借り入れができるまでかなり時間を要するところもあるでしょう。

借入の金額や、借入期間によっても審査の条件は変わってきます。借入金額が大きく、長期に渡って返済する住宅ローンなどの審査は通らなくても、家電などの12回払いの分割ローンは通ることがあります。

また、中小の貸金業者の中にはブラックリストに掲載されている状態でも、融資を行うところもあります。しかし、その場合、金利が高いなど不利な融資条件になっている場合が多く、貸金業の登録をしていない闇金業者が紛れている可能性もありますので「ブラックでも融資可」などと宣伝している貸金業者を利用することはおススメできません。

※※重要※※
「ブラックの方でも融資可」などと宣伝している貸金業者は注意が必要!

短期間での複数業者へのカード申込みは注意

金融機関によって審査基準が変わるからと言って、審査に落ちてすぐに他のクレジットカードの作成を申し込んだり、同時に複数のクレジットカード業者に審査の申し込んだりするのは注意が必要です。

信用情報機関で共有される情報は、債務整理や延滞、滞納などの金融事故情報だけではなく、新規クレジットカード作成時の審査の申込情報も共有されるのです。

掲載される期間は、債務整理や返済遅延などの事故情報よりも短いですが、審査の申込をしてから半年間程度は、審査の申込実績が信用情報に登録されます。

業者側が恐れているのは、借りたお金が返済してもらえない「貸し倒れ」の状態です。短期間に何度も審査を申し込むような方は、基本的にお金に困っている方と判断されてしまい、返済能力が疑われてしまう可能性があります。

一般的に、一定期間内に3回以上の審査申込がある場合は、新たな審査に落ちやすいとも言われています。

半年間に3回以上の申込を行った場合は、ある程度時間が経過するのを待ってから、再度、新規申込を行うのがいいでしょう。

まとめ

ブラックリストに掲載されて、新たな借り入れやクレジットカード作成ができなくなってしまうのは、債務整理のデメリットの一つです。

しかし、それよりも大きな問題は、借り入れやクレジットカードに頼らなければならない生活状態が続くことではないでしょうか?

もしも、債務整理後にブラックリストに掲載されずに、すぐにお金を借りることができるのであれば、せっかく債務整理によって借金問題を解決できたのに、また同じ道を歩んでしまうリスクも考えられます。

借金問題は時間が経過すればするほど、自分にとって不利な状況に追い込まれます。今、既に借金が返済できずに、滞納しているのであれば、強制執行により給与などが差し押さえされてしまう最悪の状況も考えられます。

そこまで行ってしまうと、今まで家族や会社に内緒にしていた借金がバレてしまう可能性が高くなります。

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